ニュース
富士フイルム、XF 16-55mm F2.8 R LM WRを海外発表
新たにNano-GIコーティングを採用
Reported by 本誌:武石修(2015/1/6 16:30)
富士フイルムは1月6日、交換レンズ「FUJINON XF 16-55mm F2.8 R LM WR」を海外で2月に発売すると発表した。国内発売は未定。
2014年1月に開発発表していたレンズ。35mm判換算での焦点距離は24-84mm相当。ズーム全域で開放F2.8の大口径標準ズームレンズ。
新開発の 「Nano-GI(Gradient Index)コーティング」を採用し、ゴーストやフレアを低減したという。Nano-GIコーティングはレンズ表面にナノサイズの凹凸状構造物を形成し、ガラスと空気間の屈折率を変化させるもの。
レンズ構成は非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚を含む12群17枚。
AF駆動はリニアモーターで、高速なAFが可能だとする。像面位相差AFでは0.06秒で合焦するとしている。
防塵防滴仕様で、-10度の耐寒性能も有する。絞りリングも備えた。
なおFUJIFILM X-T1およびFUJIFILM X-E2では、点像復元技術が利用できる。
最短撮影距離は30cm。フィルター径は77mm。最大径×全長は83.3×106mm。重量は655g。