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SILKYPIXがEOS 7D Mark IIなどに対応

G7 X、QX1も。Mac OS X Yosemiteもサポート

 市川ソフトラボラトリーは、汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」シリーズのアップデートを告知した。キヤノンEOS 7D Mark IIなどへの新機種対応を含む。

 バージョン番号は次の通り。

  • SILKYPIX Developer Studio Pro 6 Windows版(Ver.6.0.13.0)
  • SILKYPIX Developer Studio Pro 6 Mac OS版(Ver.6.0.13.0)
  • SILKYPIX Developer Studio 4.0 Windows版(Ver.4.0.105.0)
  • SILKYPIX Developer Studio 4.0 Macintosh版(Ver.4.0.105.0)

 共通の更新内容は、下記機種への対応。

  • キヤノンEOS 7D Mark II
  • キヤノンPowerShot G7 X(Developer Studio Pro 6のみ)
  • キヤノンPowerShot SX60 HS(Developer Studio Pro 6のみ)
  • サムスンNX300(日本未発売)
  • ソニーQX1
  • パナソニックDMC-CM1(日本未発売)
  • ライカM-P


 なおEOS 7D Mark IIに関しては、sRAW、mRAWにデモザイク精鋭度が設定できないなどの機能制限や、白熱球光源下など一部の撮影データで正しい色で現像できない問題があるとアナウンスしている。

 対応機種追加をのぞく各バージョンの更新内容は次の通り(引用)。Developer Studio 4.0 Windows版は、新機種対応以外に変更点はない。

SILKYPIX Developer Studio Pro 6 Windows版(Ver.6.0.13.0)

  • キー設定ダイアログのリストに「マルチプレビュー」を追加
  • パラメータ初期値の設定でユーザーテイストを選択した際、本来テイストに含まれないトリミングやスポッティングツールの結果も適用されてしまう場合がある問題を修正
  • 一部の機種で撮影された画像でスポッティングツール実行後にプレビューが更新されない問題を修正
  • 全角文字を含むユーザーアカウント上で日付焼き込み機能が正常に動作しない問題を修正
  • ディスプレイサイズが小さい場合、大きいサイズのスキンを使用できない仕様にしました。使用できない場合は起動時にスキンが初期化され、スキンの選択ダイアログのコンボボックスから大きいサイズのスキンが選択できないようになっています。
  • その他細かな問題の修正

SILKYPIX Developer Studio Pro 6 Mac OS版(Ver.6.0.13.0)

  • キー設定ダイアログのリストに「マルチプレビュー」を追加
  • パラメータ初期値の設定でユーザーテイストを選択した際、本来テイストに含まれないトリミングやスポッティングツールの結果も適用されてしまう場合がある問題を修正
  • 一部の機種で撮影された画像でスポッティングツール実行後にプレビューが更新されない問題を修正
  • コントロール配置の登録、コントロール表示状態の初期化に関する問題を修正
  • 回転・デジタルシフトサブコントロールの回転スライダー・コントロールでスライダーの指針をドラッグ移動した際の値の変化が大きい問題を修正
  • 日付焼き込みデータの設定がアプリケーション終了時に保存されないことがある問題を修正
  • Mac OS X Yosemite (v10.10) への対応
  • 対応 OS の変更 : Mac OS 10.6.7 以前の OS がサポート対象外となりました。
  • 日付焼き込みデータの設定がアプリケーション終了時に保存されないことがある問題を修正
  • その他細かな問題の修正

SILKYPIX Developer Studio 4.0 Macintosh版(Ver.4.0.105.0)

  • Mac OS X Yosemite (v10.10) への対応
  • 対応 OS の変更 : Mac OS 10.6.7 以前の OS がサポート対象外となりました。

(本誌:鈴木誠)