岡嶋和幸の「あとで買う」

1,770点目:GWの旅行で負担になりにくい三脚は?

スリック「ROVER c」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

スリック「ROVER c」

近年はレンズやカメラに手ブレ補正機能が搭載されていますし、高感度でも高画質です。超高感度で撮影しても画像編集ソフトのAIノイズ除去機能できれいにできるなど、三脚の出番はめっきり減りました。三脚撮影でのマナーの問題もクローズアップされるなど、使いたくても使いづらいケースが増えました。

そうは言っても全く役に立たない存在ではないため、何かのときのためにできるだけ持ち歩くようにしています。

車移動のときはとりあえずトランクに積んでおき、旅行のときはスーツケースに入れて携行します。ただ、出番があるかどうか分からないものに車のトランクやスーツケースなどのスペース、さらには自分の体力を奪われたくはありません。

そこで私は脚を反転させてコンパクトに持ち運べるトラベラータイプの三脚を長年愛用していますが、そこそこのお値段がします。ところが本日のこちらの製品は、販売価格は4万円前後とお手ごろです。

以前愛用していたジッツオのトラベラー三脚にどことなく似ている感じがしますが、アルミ削り出しのパーツを採用するなど高級感があります。

縮長は370mmで重さは約1.5kg。アルカスイス互換のクイックシューを自由雲台に搭載し、脚を1本外してセンターポールと接続すると一脚としても使えるといった魅力も備えています。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。