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オートローディングマガジン搭載のフィルムスキャナ

CCDセンサー採用。Dropbox、Facebookへの自動アップロードも

 NEXXは、CCDセンサー搭載のフィルムスキャナー「NFS-310」および「NFS-230」を5月7日に発売した。価格は、NFS-310が税別12万8,000円、NFS-230が税別6万4,800円。

NFS-310
NFS-230

NFS-310

 解像度5,000×5,000dpi、色深度48bit(16bit×3色)対応のリバーサルフィルム専用機。マガジン自動送り機能を搭載する。50枚まで収容できるスライドマガジンが付属し、一括スキャンが可能。コンパクトマガジン、CSマガジン、PAXIMAT Sマガジン、LKMマガジン、ユニバーサルマガジンなどに対応する。

 本体前面のライトパネルで、スライド画像のプレビューが可能。TIFFでのスキャン速度の参考値は、5,000dpiで157秒、2,500dpiで90秒、500dpiで22秒。

 最大スキャン範囲は37×37mm。光源は白色/赤外線LEDアレイ。スキャンバッファは2MB。インターフェイスはUSB 2.0。対応OSはWindows 7/8、Mac OS X 10.5以降。

 スキャン専用ソフト「CyberView X」および「SilverFast」、レタッチソフト「Photoshop Elements 12」が付属する。

 このうちCyberView Xには、スキャンしたデータをクラウドサービスに自動アップロードする機能を備える。対応サービスはDropboxとFacebook。それぞれアップロード先をあらかじめ設定しておくことで利用できる。

 このほか、フィルムに付着した埃や傷をスキャン画像から除去する機能や、自動色調補正機能、ノイズ低減機能などが使用可能。

 対応マウントは50×50mmマウントスライド。外形寸法は300×290×125mm。重量は2.5kg。

NFS-230

 10,000×5,000dpiの解像度に対応した製品。35mmフィルムストリップおよびスライドマウントが使用可能。

 TIFFでのスキャン速度の参考値は、10,000dpiで440秒、5,000dpiで185秒、500dpiで22秒、250dpiで21秒。光源はLEDアレイ。スキャン方式はシングルパスとマルチパス。インターフェイスはUSB2.0。対応OSはWindows 7/8、Mac OS X 10.5以降。

 付属ソフトはNFS-310と同様。ただしNFS-230では、CyberView Xに搭載している露光補正機能「Multipass Xposure」が使用可能。3パススキャンを行なうことで、写真の影になった部分を明るく持ち上げて表現できるとしている。

 外形寸法は89×165×274mm。重量は1kg。

(関根慎一)