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ニコン「ZR」の連続録画可能時間が“最長360分”に
最新ファームウェアVer.1.10が公開
2026年1月27日 15:01
株式会社ニコンは1月27日(月)、Zマウントカメラ「ZR」の最新ファームウェア(Ver.1.10)を公開した。連続録画可能時間の延長や、有線接続によるタイムコード同期への対応など、撮影をサポートする機能強化が盛り込まれた。
「ZR」はニコンがはじめて“シネマカメラ”を謳い2025年10月にリリースしたモデル。同社が子会社化したRED社に由来する「R」を製品名に冠しており、REDのカラーサイエンスを踏襲したほか、少人数での映像制作に向いたカメラとして展開する。
連続録画時間の延長
従来125分としていた動画の連続録画可能時間が、最長360分へと延長。長時間にわたって録画する必要がある現場でも、安心して撮影を継続できるようになったという。
ただし、バッテリーの持続時間については従来のままのため、長時間の撮影をする場合はモバイルバッテリーなどの外部電源を用意する必要がある。
最長360分の長時間録画に対応するフォーマットは以下の通り。
- [ProRes 422 HQ 10-bit(MOV)](119.88pおよび100pの場合を除く)
- [H.265 10-bit(MOV)](239.76p~100pの場合を除く)
- [H.265 8-bit(MOV)](239.76p~100pの場合を除く)
- [H.264 8-bit(MP4)](スローモーション動画を除く)
有線接続によるタイムコード同期に対応
複数台のカメラでの撮影をサポートする機能として、有線接続によるタイムコード同期に対応した。従来のBluetooth接続で必要としていたペアリング設定も不要となるため手軽でありながら、さらに確実に同期を行えるとしている。
加えて、REDカメラに近いファイル名の命名機能を実装。動画ファイル名の重複を避けられるとしており、マルチカメラ環境でのデータ管理を効率化できるという。具体的には動画専用ファイル名設定を搭載したほか、ライブビュー画面へのファイル名の表示が可能になる。
「R3D NE」撮影時における撮影アシスト機能
「R3D NE」形式でのLog3G10撮影時における、露出のコントロールをサポートする機能を追加。輝度情報表示(ヒストグラム、ウェーブフォームモニター)に最大値の目安となる警告線を表示できるようになった。
また3D LUTに関して、「CUBEファイルの読み込み」でメモリーカードから読み込み、選択できるLUTの数を最大50個に増加した。従来の10個から大幅に選択肢を増やしており、撮影現場でより完成イメージに近いものを選べるようになることでワークフローを効率化できるとしている。
電源の切り忘れ防止など
セットアップメニューに「電源ランプの節電表示」を追加。電源ランプを常時点灯させられるようになり、これにより、例えば画像モニターを閉じた状態でも電源ON/OFFが目視確認しやすくなるという。電源の切り忘れ防止に役立つとしている。
このほか、撮影モードを「AUTO」に選択しているときでも、「R3D NE 12-bit(R3D)」の動画ファイル形式に切り替えらるようになった。




