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歪みとパース補正に特化したソフト「DxO ViewPoint 2」

 ソフトウェア・トゥーは、仏DxO Labsの歪み修正ソフト「ViewPoint 2」のダウンロード版を27日に発売した。価格は9,900円。10月20日までは特別価格として4,900円で販売する。パッケージ版の発売日は未定。

 広角レンズの使用に伴う画像周辺部の歪みとパース補正に特化したソフト。スタンドアロンの他、Adobe Photoshop、Adobe Photoshop Elements、Adobe Photoshop Lightroom、Apertureのプラグインとしても動作する。

 従来の「ViewPoint」はパース補正のみだったが、今回はディストーション(歪曲)補正にも対応した。特定のカメラとレンズの組み合わせによるデータを持つDxO光学モジュールを使用することで、ディストーションを自動で補正できるという。サポートされていない機器では、手動補正により樽型や糸巻き型のほか、魚眼レンズの補正も可能とする。

 パース補正には8個のアンカーポイントを使った独自の補正モードが追加された。画像内にある多くの平行線を利用できるようになった。また新しいキーボードショートカットも追加された。

 さらに、補正画像のすべてを利用できるクロップ機能が追加された。補正された周辺の黒い部分を残すもので、レタッチソフトで埋めることを前提とした機能となっている。

 なおViewPointを8月1日以降に購入し、ライセンス認証したユーザーは無償でViewPoint 2にアップデートできる。

【2013年10月3日】記事初出時、通常価格を7,980円と記載しておりましたが、正しくは9,900円です。

(本誌:武石修)