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パナソニック、高倍率ズーム「LUMIX G VARIO 14-140mm」をリニューアル

 パナソニックは、マイクロフォーサーズシステム規格準拠の交換レンズ「LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.」(H-FS14140)を5月30日に発売する。従来モデルから機能強化と小型軽量化を果たした。

 価格は9万9,750円。

 本体色はブラックとシルバーが用意される。

 35mm判換算で28-280mm相当の画角が得られる高倍率ズームレンズ。海外ではすでに発表済み。

 なおこのレンズは、同時発表のマイクロフォーサーズカメラ「LUMIX DMC-G6」のキットレンズのひとつとして設定されている。

 既存の「LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ASPH. MEGA O.I.S.」(2009年発売)を置き換える新製品で、開放F値がF4-5.8からF3.5-5.6へと明るくなった。

 また、鏡筒が小型・軽量化している。重量は約460gから約265gに軽量化。フィルター径は62mmから58mmなった。

 手ブレ補正機構は、MEGA O.I.S.からPOWER O.I.S.に進化。補正効果は従来の2倍以上になるという。

 加えて、240fps駆動に対応。LUMIX DMC-GH3との組み合わせで、高速・高精度なAF駆動が可能になる。インナーフォーカスを採用。ステッピングモーターによる動画記録に配慮した静音駆動にも対応している。

 レンズ構成は12群14枚。うち3枚の非球面レンズと2枚のEDレンズを含む。

 最短撮影距離は30cm(焦点距離14-21mm)、50cm(同22-140mm)。

 7枚羽根の円形絞りを採用。

 マウント部は金属製。

 外径寸法は67×75mm(最大径×全長)。

(本誌:折本幸治)