ニュース
【CP+】トキナー、手ブレ補正付き「70-200mm F4」など参考出品
スリックからは縮長565mmの試作カーボン三脚も
(2013/2/2 14:56)
ケンコー・トキナーブースでは、トキナー初の手ブレ補正レンズ、ケンコーブランドのMILTOLシリーズレンズ、アオスタシリーズメッセンジャーバッグ、エアーセルストラップ、スリック三脚を中心とした多数の展示が行なわれていた。
トキナー初の手ブレ補正機能を搭載し、超音波モーターでフルタイムAFに対応した「AT-X 70-200 F4 PRO FX VCM-S」(70-200mm F4)と、望遠端を28mmまでとした「AT-X 12-28 F4 PRO DX」(12-28mm F4)が参考出品されている。いずれも手に取って操作できる。
発売はともに5月頃。70-200mmは10万円程度(三脚座別売)12-28mmは12-24mmと同程度(9万4,500円前後)とのこと。
新たにシステム展開する「MILTOL」シリーズの交換レンズが参考出品されていた。これは、撮影レンズと観測用望遠鏡を兼用できるシステムで、交換レンズとアイピース、アダプターを組み合わせて撮影や観測に用いることができる。
200mm F4、特殊低分散レンズ(EDレンズ)を用いた400mm F6.7 EDに加え、人工蛍石(FLレンズ)を用いた600mm F8 FL、ミラーレンズ400mm F8、600mm F8を展示していた。600mm F8をのぞき今夏に発売予定。
価格はいずれもオープンプライスで、200mm F4は2万9,800円、400mm F6.7 EDは4万9,800円、600mm F8 FLは9万9,800円。ミラーレンズ400mm F8は2万2,800円、ミラーレンズ600mm F8は4万9,800円。Tマウント2倍コンバーター(8,800円)やレンズスコープ(1万4,800円)、天頂プリズム(Lは4500円、Sは5000円)も用意される。
アオスタブランドカメラバッグでは、カラフルなメッセンジャーバッグの「インターセプター」が登場。防水素材であるターポリンを用いて、無縫製の熱圧着加工により作られており耐水性能が高い。
「メッセンジャーS」「メッセンジャーM」「ワンショルダー」「トート」が用意され、それぞれ3色ずつ。3月発売予定でいずれも価格はオープン。店頭予想価格「メッセンジャーS」は6980円、「メッセンジャーM」は8,900円、「ワンショルダー」は7,980円、「トート」は8,900円。
新たに「エアーセルストラップ」が展示されていた。重さを軽減するだけではなく、ストラップの長さをすばやく調整できるほか、ストラップ上のカメラの位置を調整することも可能。「AQS-14N(ミラーレスカメラ用)」「AQS-55N(小型・中型一眼レフ用)」「AQS-70N(プロ用一眼レフ用)」「AQS-75H(一眼レフ2台用)」(9,800円)の4種用意され、1月31日より発売されている。
価格はオープンプライスだが、実売想定価格はAQS-14Nは5,980円、AQS-55Nは6,980円、AQS-70Nは7,980円、AQS-75Hは9,800円。
スリックブランドでは、「3,000万画素クラスのデジタル一眼レフ撮影に対応でき、持ち歩きに便利」というコンセプトの三脚「カーボン924 FL(仮称)」が展示されていた。
大型三脚に使用される32mm径の脚パイプを使用しながらも、リュックタイプのカメラバッグの側面に取り付けができ、航空機への機内持ち込みが可能な縮長565mmとした。全高1,365mmで段数4段。重量は2,800gで耐荷重は7kg程度。価格は12万円程度を想定。発売時期は未定。
そのほか、独自のフラット三脚カーボン版「カーボンフラット255」とトラベレックシリーズカーボン版「カーボントラベレック255」(いずれも発売時期未定、価格は6万円程度)、日本製の高精度雲台SBH-320(2万5,400円)などを展示していた。また、カーボン三脚の素材としてのブレにくさをアピールする展示も用意されている。
ケンコー製マウントアダプターも展示されていた。「ライカM-ソニーNEX」「ライカM-EOS M」「ライカM-マイクロフォーサーズ 」「ライカM-フジフイルムX」の4種。日本製でレンズ取り付けの可否がわかるゲージが付属する。
発売時期、価格は未定。ブラックとシルバーがそれぞれ用意される。