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防水性とデザイン性を両立したカメラバッグ「aostaインターセプター」

トート、メッセンジャー、ワンショルダーをラインナップ

 ケンコー・トキナーは、防水性能とデザインを両立させたカメラバッグシリーズ「インターセプター」を4月20日に発売する。

 CP+2013で参考出品された製品。発売が正式に決まった。

 同社のカメラバッグブランド「aosta」(アオスタ)による新ラインナップ。ラフティングボートなどで使用されるターポリン生地を使用し、さらに無縫製の溶着仕立てとすることで、高い防水性能を実現したという。

 内部には、バッグの形状に合わせた設計のインナーケースを装備する。

インターセプター トートバッグ

 高い防水性能を持つトートタイプのカメラバッグ。

 価格はオープン。店頭予想価格は9,000円前後の見込み。カラーは3色。

ピンク
イエロー
ブラック

 シリーズ共通の特徴であるターポリン生地を採用。防水性能を有し、アウトドアでの撮影に適しているという。本体底部からの浸水も抑える他、浸水を気にせず汚れを洗い流せる。

 開口部には、ロールアップ式カバーを採用。ジッパーがないことによる高い防水性能と、機材の取り出しやすさを両立した。

 厚手パッドのインナーバッグが付属。可動式の仕切り板が4枚付属する。インナーバッグを取り外せば、一般的なバッグとしても使用できる。

 ショルダーベルトは着脱式。

 収納例は、デジタル一眼レフカメラ1台、交換レンズ2本、クリップオンストロボ1個。

 外寸法は320(底)500(上)×230×260mm。内寸法は270(底)380(上)×180×210(底)80〜160mm(上)。重量は900g。

インターセプター メッセンジャー(M)

 メッセンジャーバッグタイプの製品。同じくターポリン生地を採用している。価格はオープン。店頭予想価格は9,000円前後の見込み。

オレンジ
イエロー
ブラック

 トートバッグと同じく、底面からの浸水も抑える構造。ただし前面に生活防水仕様のジッパーを採用しており、トートバッグよりは若干防水性能の面で劣る。

 バッグの形状に合わせ、底部がラウンドしたインナーバッグが付属する。バッグ内側の3つのメッシュポケットには、航空券などの小物の収納が可能。

 ショルダーベルトはレバーによる長さ調整が可能。取り外しは不可。

 収納例は、18-200mmレンズを装着したデジタル一眼レフカメラ、広角レンズ、ストロボ。

 外寸法は480×260×170mm。インナーバッグの内寸法は350×130×110mm。重量は720g。

インターセプター メッセンジャー(S)

 上記メッセンジャー(M)の小型版。同じくターポリン生地の溶着製法を採用し、小型ながら防水性と日常での使い勝手両立した。

 価格はオープン。店頭予想価格は7,000円前後の見込み。

ピンク
オレンジ
ブラック

 収納例は、ミラーレスカメラ、交換レンズ、クリップオンストロボ、カメラアクセサリーなど。

 外寸法は400×190×145mm。インナーバッグ内寸法は280×105×95mm。重量は540g。

インターセプター ワンショルダー

 リュックタイプと異なり、バッグを下ろすことなく機材を取り出せる、いわゆるワンショルダータイプのカメラバッグ。

 価格はオープン。店頭予想価格は8,000円前後の見込み。

ピンク
ブルー
ブラック

 他のインターセプターシリーズと同じく、ターポリン生地の溶着で作られ高い防水性能を持つのが特徴。

 ただし開口部が大きく、かつジッパー式のため、防水性能は上記の各モデルに見劣りする。開口部を大きくしたことで、機材の取り出しは容易。なお、ジッパー部は生活防水仕様となっている。

 ショルダーベルトは左右で付け替えが可能。

 着脱式のインナーバッグには、可動式の仕切2枚が付属。収納機材にあわせて位置や枚数を調整できる。

 収納例は、55-300mmレンズを装着したデジタル一眼レフカメラ、18-55mm程度の交換レンズ、クリップオンストロボ。

 外寸法は200×410×180mm。インナーバッグ内寸法は180×350×100mm。重量は780g。

(本誌:折本幸治)