市川ソフトラボラトリー、「SILKYPIX Developer Studio Pro5」Mac用の製品版をリリース

〜Windows版も更新

 市川ソフトラボラトリーは22日、汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro5」のMac OS X版をダウンロードで発売した。価格は2万7,000円。30日間の試用版も用意している。パッケージ版の発売時期は未定。

 2012年1月からβ版を提供していたMac OS X用の正式版。バージョン番号は5.0.17.1。Windows版は2011年7月に発売済み。β版 5.0.0.11から正式版への修正・変更点は次の通り(リリースノートから引用)。

  • 認証を動作するようにした
  • 解像度の大きいファイルを扱ったり、長時間操作を続けたりすると、プレビューがおかしくなったり動作が不安定になる問題を修正
  • プレビュー画面上で拡大、縮小などのショートカットが効かない問題を修正
  • ツールバーのボタンを押しても、しばらくするとボタンが押されていない表示になる事がある問題を修正
  • 画像のプロパティのエディットテキストなどの項目を編集中に、ショートカットを使用してコピー、ペーストなどの操作ができない問題を修正
  • ファイルを開く、1コマ現像ダイアログで、表示方法をカラム表示(右から2番目の棚のようなボタン)、項目の並び順序を「名前」「なし」以外にすると、カラムが真っ白になる問題を修正
  • 複数画像を選択すると、自動露出補正ボタンが無効になってしまう問題を修正
  • 選択コマのバッチ現像及び現像予約コマのバッチ現像を行う際、「保存する画像のピクセルサイズ」の[指定サイズにフィット]で数値が反映されない問題を修正
  • 画像のプロパティの複数の表示やUI関係の問題を修正
  • マルチプレビューの複数の表示やUI関係の問題を修正
  • バッチ現像状況の複数の表示やUI関係の問題を修正
  • ツールチップの複数の表示やUI関係の問題を修正
  • その他複数のUI関係の問題を修正

 また同日、SILKYPIX Developer Studio Pro5のWindows用最新バージョンも公開した。バージョン番号は5.0.17.1。一部のシリアル番号で正しく動作しない問題を修正したという。




(本誌:鈴木誠)

2012/6/22 16:29