リコー、「GXR」機能拡張ファームウェア第5弾を15日リリース
リコーは14日、ユニット交換式デジタルカメラ「GXR」の機能拡張ファームウェア第5弾を15日にリリースすると発表した。
GXR。装着ユニットは「RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5」 |
機能拡張の内容は次の通り。ISOブラケットや撮影条件維持機能などは、3月下旬発売予定の「RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5」ユニットの新機能に準ずる。
■全カメラユニット共通
- 一部シーンモードでAE/AFターゲットの移動が可能になる。「ポートレート」、「スポーツ」、「遠景」、「夜景」、「ミニチュアライズ」、「トイカメラ」では利用できない
- ISO感度設定のステップを「1EV」、「1/3EV」から選択可能になる
- ISOブラケット機能を追加。任意選択した3種類のISO感度で記録できるようになる
- インターバル撮影における撮影時間間隔の最小値が2秒になる。最大撮影枚数の設定も可能に
- マニュアルモードでもISO Auto、Auto-Hiが有効になる
- 撮影条件維持機能を追加。ONにすると、撮影後にシャッター半押しを継続した場合、フォーカス、露出、ホワイトバランスなどの設定を維持する
- スリープ、オートパワーオフの時間設定を1分単位で任意設定できるようになる
- RAWのみ記録が利用可能になる
- Exifへの著作権情報入力を可能にする。記録した情報は再生画面で確認可能
- ファームウェアのバージョンアップをメニュー画面から行なえるようになる
■「GR LENS A12 28mm」「GR LENS A12 50mm」「RICOH LENS S10 24-72mm」「RICOH LENS P10 28-300mm」ユニット
- マイセッティングを本体に加えSDカードにも保存できるようになる
GXR+GR LENS A12 28mm F2.5 | GXR+GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO |
■「RICOH LENS S10 24-72mm」および「RICOH LENS P10 28-300mm」ユニット
- マニュアル露光モードでB(バルブ)、T(タイム)を選択可能になる。いずれも180秒で撮影が強制終了する(RICOH LENS P10 28-300mmは30秒で終了)
GXR+RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC | GXR+RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC |
2012/3/14 13:46