エーディテクノ、ピーキングやゼブラに対応した7型外付け液晶モニター

　エーディテクノは、ピーキング機能などに対応した7型外付け液晶モニター「CL75DHOP」を4月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万5,000円前後の見込み。

CL75DHOP

　1月に発売した「CL75DHO」の上位モデル。新たにピーキング機能、ゼブラ機能、フォールスカラー機能、ヒストグラム機能を搭載した。

　ピーキング機能はピントの合ったエッジ部分だけに赤色のラインを表示する機能。カラー、モノクロの両モードでピーキング表示が可能。

ピーキング表示の例

　ゼブラ機能は、IRE値100％以上のエリアに縞模様を点滅表示して露出オーバーを警告する機能。外光の強い屋外での撮影でも的確な露出設定が行なえるという。

ゼブラ表示の例

　フォールスカラー機能は、映像の露出レベルを色で表示して露出設定をアシストする機能。露出レベルは赤色（IRE値100％）～フクシア色（IRE値0％）までの色分布で表示する。ピンク色～緑色の範囲で表示された状態が適正な露出レベルになる。

フォールスカラー表示の例

ヒストグラム表示の例

　今回から本体表面にはマット加工を施した。他の機材と接触しても本体のキズを防止するという。

　液晶パネルは1,024×600ドットの7型。輝度は300cd/平方m、視野角は左右160度、上下150度。コントラスト比は800：1。CL75DHO同様に、キヤノン「EOS 5D Mark II」での録画時にフルスクリーンで表示できる「EOS 5D Mark IIモード」も搭載する。

EOS 5D Mark IIモードの表示例

　そのほかスクリーンマーカー機能、ズーム/ピクセル等倍表示機能、アンダースキャンモードなどにも対応する。

　入力はHDMIで、HDMIのスルー出力端子も装備する。ソニーLシリーズバッテリー用のバッテリーバックプレート（付属）のほか、オプションのキヤノンLP-E6用バッテリーバックプレートが利用できる。ACアダプター（付属）での駆動も可能。折りたたみ式サンシェード、シューマウントアダプターなどが付属する。