山本治之写真展「信越秋山郷 -日本原風景の残る郷―」(ペンタックスフォーラム)


秋山郷は越後(新潟県津南町)7集落と信州(長野県栄村)5集落からなる山深い郷である。この一帯は日本有数の豪雪地帯であり、平均して3〜5mも雪が降る。険しい地形と厳しい気候条件により、過去から開発は進まず、豊かな自然と昔からの生活が残されている。美しい四季と人々の生活を銀塩写真。カラー約60点で構成。(写真展情報より)

秋山郷との出合いは7年前の秋でした。秋山郷にある布岩の撮影を終え、炭を焼いておられたおじさんと話をしながら、ふと見た夕暮れの鳥甲山の美しかったこと。言葉で言い表せぬ美しさと言うか、思わず背中がゾクッとするほど美しく見えました。おじさんに思わず、「きれいやね」と言うと、「今年はそっけでもねえな」、「きれいな時はこっけなもんじゃねえ」と聞き、何時か機会があれば、秋山郷の四季を写してみたいと思っていました。私の魅せられた秋山郷が表現できているか、是非ご高覧下さい。

山本 治之(写真展情報より作者のコメントを引用)

  • 名称:山本治之写真展「信越秋山郷 -日本原風景の残る郷―」
  • 会場:ペンタックスフォーラム
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)
  • 開催日:2012年3月28日〜2012年4月9日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日は16時まで)
  • 休館:火曜

(本誌:鈴木誠)

2012/3/14 00:00