シグマ、「SD1 Merrill」の発売日を決定。実勢価格はボディのみ20万円前後
シグマは23日、デジタル一眼レフカメラ「SD1 Merrill」および同レンズキットの発売日を発表した。ボディ単体を3月9日に、「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」が付属するレンズキットを3月16日に発売する。価格はともにオープン。店頭予想価格はボディ単体が20万円前後、レンズキットが25万円前後の見込み。
SIGMA SD1 Merrill 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMレンズキット |
SD1 Merrillは、Foveon X3「Merrill」センサーを搭載し、SD1の価格改定版に位置づけるデジタル一眼レフカメラ。イメージセンサーの製造方法を一部見直し、SD1では約70万円だった発売時価格を20万円前後とした。同社によると、センサーの回路や特性はSD1のものと同じで性能面での差はないとしている。
液晶モニター下部に「Merrill」のロゴが入っている(CP+2012シグマブースで撮影) |
撮像素子のスペックは有効4,600万画素(4,800×3,200×3層)、23.5×15.7mmのAPS-Cサイズ相当。画像処理エンジンは「デュアルTRUE II」。感度はISO100-6400。連写性能は約5コマ/秒。ファインダーは視野率約98%・倍率0.95倍のペンタプリズム式。本体はマグネシウム製で防塵防滴仕様。外形寸法・質量もSD1と同じく145.5×113.5×80mm、700g(電池除く)。
また同社は、SD1 Merrill発表時に予告していた「SIGMA SD1ポイントサポートプログラム」についても詳細を発表。SD1購入者に対し40万円相当のポイントを進呈するもので、同社カスタマーサービス部に電話かメールで申し込む。
受付期間は2012年2月23日から2012年5月31日。SD1 MerrillはSD1ポイントサポートプログラムの対象外となる。
なお、同社で交換できる製品のポイントは、2012年2月8日時点での実勢価格に基づいて決定しているという。
2012/2/23 14:09