シグマ、「18-200mm F3.5-6.3 II DC OS HSM」シグマ用・ニコン用を28日発売


 シグマは、一眼レフカメラ用の高倍率ズームレンズ「SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 II DC OS HSM」のシグマ用・ニコン用の発売日を10月28日に決定した。価格は8万4,000円。

SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 II DC OS HSM

 APS-Cサイズセンサーのカメラに対応した約11倍のズームレンズ。2007年6月に発売した「SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSM」の後継モデルに当たる。キヤノン用が14日に発売済み。なお、ソニー用・ペンタックス用(いずれも手ブレ補正機構は非搭載)の発売日は引き続き未定。

 従来モデルから全長を12.3mm、最大径を3.7mmを短くし、重量を120g軽くするといった小型軽量化を実施。蛍石と同等の性能というFLD(“F”Low Dispersion)ガラスとSLDガラスを採用し、色収差の補正を行なったとする。フレアやゴーストの発生を軽減するというスーパーマルチレイヤーコートも施した。シャッター速度換算で約4段分の効果があるという手ブレ補正機構「OS」も搭載した。AF駆動は超音波モーター「HSM」。インナーフォーカスを採用する。

 レンズ構成は14群18枚。絞りは7枚の円形絞り。最短撮影距離は45cm。フィルター径は62mm。最大撮影倍率は1:3.8。最大径×全長は75.3×87.7mm。重量は490g



(本誌:鈴木誠)

2011/10/19 18:11