キヤノン、「EOS 7D」最新ファームウェアを公開。動画を開けない現象など修正


 キヤノンは26日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 7D」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.2.5。

EOS 7D

 更新内容は次の通り。

  • 特定のCFで動画撮影を繰り返した場合、撮影した動画がまれに開けない現象を修正した
  • 特定のCFで静止画撮影を繰り返した場合、CFとの通信エラー「Err02」が表示されることがある現象を修正した
  • 32GB以上のCF使用時、CFの残容量が少なくなった状態でCFやバッテリーを出し入れし、すぐに動画撮影をすると撮影が停止することがある現象を修正した
  • UDMA7対応のCFを使用した場合の書き込み/読み取り速度を向上した。スピードはUDMA6のCFと同等
  • カスタムファンクション「C.Fn 4-1」の設定で、レンズのAFストップボタンに「手振れ補正機能(IS)作動」を割り当てると、AFストップボタンがないレンズで手ブレ補正機能が動作しない現象を修正した
  • メニュー画面に表示される言語の「アラビア語」と「ポルトガル語」の誤記を修正した。海外向けモデルが対象で、日本向けモデルでは上記の言語を表示できない

 EOS 7Dは、APS-Cサイズ相当の有効1,800万画素CMOSセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。視野率約100%のファインダー、最大約8コマ/秒の連写機能、3型液晶モニターなどを備える。発売は2009年10月。実勢価格は13万円前後。

(本誌:鈴木誠)

2011/4/26 11:51