エグゼモード、中国「aigo」製品の国内総代理権を取得
フリービット株式会社は20日、子会社のエグゼモード株式会社が、日本市場における中国「aigo」ブランドの総代理権を取得したと発表した。
中国aigoブランドの「F210」。エグゼモードの販売サイトで購入可能になった。価格は20万円 | 同じくaigoブランドのT1458。3型タッチパネル液晶モニターなどを採用する。価格は1万7,800円 |
また、6月までにエグゼモード単体による製品開発と販売事業から撤退すると発表。aigoとの協業によるユビキタス家電のマーケティング、販売強化に集中するという。
これに伴い、エグゼモードの営業本部長である小沼卓見が新しい代表取締役社長に就任した。前代表取締役の藤岡淳一氏は、Maker’s Maker事業分野に一定期間専念する。
なお、国内に投入するaigoブランドとしては、「aigo SiLK」と「aigo Legacy」を用意している。
そのうちaigo SiLKでは「aigoプロジェクター」、「aigoストレージ」、「aigoクラウドプレイヤー」などのカテゴリーラインナップを準備する。デザイン性、コストパフォーマンス、ServerManとの連携、小型化をテーマとしたシリーズ。「aigoデジタルスキャナー」カテゴリーも登場する予定。
一方aigo Legacyは、パソコン周辺機器やデジタル顕微鏡など、ネットワークと関連しないプロダクトラインを展開するという。
エグゼモードがaigo製品を国内で販売することに伴い、エグゼモードの販売サイトでaigoブランドのデジタルカメラが購入できるようになった。21日現在、1,400万画素4倍ズームの「T1458」、1,200万画素3倍ズームの「F210」を予約できる。どちらも「aigo Legacy」に分類されている。
F210は、中国の宋時代に確立された陶器の技法を外装に応用した製品で、販売価格は20万円。発送は5月以降になる見込み。
T1458は、有効約1,400万画素の1/2.3型CCDセンサー、光学3倍ズームレンズ、3型タッチパネル液晶モニターなどを採用。720p動画記録、HDR、事前録画機能などを備えている。価格は1万7800円。発送予定は5月上旬以降。
【2011年4月21日】T1458の情報と写真を追加しました。
2011/4/21 16:49