シグマ、手ブレ補正搭載の中望遠マクロ「MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」


 シグマは8日、大口径中望遠レンズ「MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」を発表した。発売日、価格ともに未定。9日にパシフィコ横浜で開幕するイベント「CP+2011」に出品する。

MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM

 35mmフルサイズのイメージサークルに対応する中望遠マクロレンズ。手ブレ補正機構「OS」を搭載し、手持ちのクローズアップ撮影が容易に行なえるとする。

 高屈折率SLDガラス1枚、SLDガラス1枚を採用し、色収差、球面収差、像面湾曲を抑えた。2つのレンズ群を異なる量で動かすフローティングインナーフォーカスを採用することで、撮影距離の変化にともなう非点収差、歪曲収差の変動を低減。AF駆動には超音波モーターを利用する。「APO TELE CONVERTER」(別売)の併用で等倍以上の撮影も可能。

 レンズ構成は11群16枚。最大倍率は1:1。最短撮影距離は31.2cm。フィルター径は62mm。絞り羽根は9枚の円形。サイズは78.3×126.4mm(最大径×全長)。重量は未定。

 ケース、フード「LH680-03」、フードアダプター「HA680-01」が付属する。

(本誌:鈴木誠)

2011/2/8 09:00