ソニー、AF合焦速度0.1秒の「サイバーショットDSC-WX10」など


 ソニーは、フルHD動画記録対応のコンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-WX10」を3月4日に、「同DSC-WX7」を2月10日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、DSC-WX10が3万5,000円前後、同WX7が3万円前後の見込み。

サイバーショットDSC-WX10(ゴールド)サイバーショットDSC-WX10(ブラック)
サイバーショットDSC-WX10(バイオレット)
サイバーショットDSC-WX7(ブルー)サイバーショットDSC-WX7(シルバー)
サイバーショットDSC-WX7(ブラック)サイバーショットDSC-WX7(ホワイト)
サイバーショットDSC-WX7(ピンク)

 2010年9月発売の「サイバーショットDSC-WX5」に引き続き、いずれも1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を搭載。有効画素数をDSC-WX5の1,220万画素から1,620万画素に引き上げた。このうちDSC-WX10は、6日に海外で発表済み。

 1回のレリーズで撮影した画像をカメラが分析し、自動的に3D画像を生成する「3D静止画」機能を新たに備えた。3D撮影が難しかったという近接写真の撮影にも対応する。

 さらに、DSC-WX10では静止画撮影時のAF合焦速度を最短0.1秒まで短縮したほか、マニュアル露出に対応。動画記録時に手ブレを抑える光学式手ブレ補正機能「アクティブモード」を新搭載した。

 1,920×1,080ピクセル、60iのAVCHD動画記録に対応。ビットレートは、DSC-WX5の最高17M(FHモード)に加え、24M(FXモード)が選択可能となった。両機ともHDMIミニ端子を備える。

 このほか、シーン認識機能「プレミアムおまかせオート」、3D対応テレビで撮影画像を3D映像として観賞できる「3Dスイングパノラマ」機能、背景ぼかし機能などをDSC-WX5から継承する。

サイバーショットDSC-WX10

 焦点距離24-168mm相当(35mm判換算)、F2.4-5.9のソニーGレンズを搭載する。最短撮影距離は広角端で約5cm、望遠端で約100cm。感度はISO100~3200。カラーはブラック、ゴールド、バイオレット。

 液晶モニターは約46.1万ドットの2.8型「クリアフォト液晶プラス」。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード、メモリースティックデュオ/PROデュオ/PRO-HGデュオ。電源はリチウムイオン充電池「NP-BG1」。

 サイズは95×53.5×23.3mm。バッテリーと記録メディアを含む重量は約161g。

サイバーショットDSC-WX10(ゴールド)サイバーショットDSC-WX10(ブラック)
サイバーショットDSC-WX10(バイオレット)

サイバーショットDSC-WX7

 35mm判換算の焦点距離25-125mm相当の5倍ズームレンズを備えるモデル。レンズはカールツァイス「バリオ・テッサー」銘を冠する。カラーはシルバー、ブラック、ホワイト、ピンク、ブルー。

 DSC-WX10との主な違いは、レンズ、AF速度、マニュアル露出、アクティブモードの有無、バッテリー。

 電源はリチウムイオン充電池「NB-BN1」。

 本体サイズは92.2×51.9×19.1mm。バッテリーと記録メディアを含む重量は約120g。

サイバーショットDSC-WX7(ブルー)サイバーショットDSC-WX7(シルバー)
サイバーショットDSC-WX7(ブラック)サイバーショットDSC-WX7(ホワイト)
サイバーショットDSC-WX7(ピンク)


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2011/1/13 16:42