ペンタックスフォーラム、竹内トキ子写真展「富士山」


 ペンタックスフォーラムは、竹内トキ子写真展「富士山」を2011年1月5日から開催する。

(c) 竹内トキ子


人を寄せ付けない厳しさ、ホッとする優しさ、気象条件によって変化する富士山の表情や、眼に見えないエネルギーなど、作者がこだわり続けて撮影した、膨大な作品群の中から精選した、カラー作品約40点で構成。(写真展資料より引用)

古より日本の心として崇められ、親しまれてきた富士山。近年、外国人の富士山人気が加わり、富士登山は大混雑していますが、富士山は登るより離れて眺めるほうが感動する、不思議な山です。
私は「雲の彩り富士 I . II」「富士雪月花」「富士光明」「富士の月」等の作品を発表してきましたが、それ以降、椎間板ヘルニヤ、眼科の後部硝子体剥離、そして変形性膝間接症など、次々に行く手を遮る壁にぶつかりました。それらの病気は「加齢による疾患だから、一生のお付き合い」という医師の診断にショックを受け、しょげている間に月日が経ってしまいました。以前は、調布市から年間200日の富士撮影通いは、まるで通勤のようでしたが、現在では焦らず慌てず、体と相談しながら撮影を続けています。富士は安らぎを与えてくれます。もう少し富士通いを許してもらえるものならば、さらに癒しの表現を求め続けて行きます。今回の作品は、神宿る富士の御姿を、出合い与えられたまま素直に表現した内容で構成しています。(作者コメントを引用)

  • 名称:竹内トキ子写真展「富士山」
  • 会場:ペンタックススクエア内ペンタックスフォーラム
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-25-1新宿センタービルMB(中地下1階)
  • 会期:2011年1月5日〜2011年1月17日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日16時まで)
  • 休館日:火曜
  • 入場:無料

(本誌:折本幸治)

2010/12/22 00:00