富士フイルム、画像切替や起動を高速化した7型デジタルフォトフレーム


 富士フイルムは、高速表示を実現したという7型デジタルフォトフレーム「DP-S7V」を20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万円前後の見込み。

DP-S7V。ウッドフレーム装着時(左)とブラックフレーム装着時

 800×600ドットの7型デジタルフォトフレーム。2009年10月に発売した「DP-7V」の後継モデル。新たに画像の読み込み時間を従来比半分となる1秒を実現し、コマ送りの高速化を図った。併せて起動時間も従来の1/3に短縮した。

 さらに、「フォルダ再生機能」も新搭載。PCで画像データをあらかじめフォルダ分けした状態のまま本機で読み込むと、指定したフォルダの映像のみを再生できる。また720pのHD動画ファイルの再生にも新たに対応した。ただしHDの画質では表示できず、アスペクト比4:3の全画面表示になる。

 再生対応フォーマットはJPEG、BMP、AVI、MOV(Motion JPEG、H.264)、MP3、WAV。音声付きスライドショーも再生できる。内蔵メモリーは512MB。SDHC/SDメモリーカード、MMC、メモリースティックPROデュオ、xDピクチャーカード、USBメモリーなどを利用できる。ウッドフレームとブラックフレームが付属し、交換して使用できる。

 視野角は左右140度、上下110度。輝度は250cd平方m。バックライトはLEDで寿命は1万時間。コントラスト比は500:1。最大再生画素数は1億画素(1万×1万ピクセル)。リモコンが付属する。

 ウッドフレーム装着時のサイズは238.2×202.9×39.7mm、重量は約692g。


(本誌:武石修)

2010/11/11 14:09