ニコンサロンbis新宿、長島敏春写真展「生命(いのち)のサンゴ礁」


 ニコンサロンbis新宿は、長島敏春写真展「生命(いのち)のサンゴ」を9月14日から開催する。

(c)長島敏春

 サンゴ礁は生命を育んだ宝庫である。

 石垣島のサンゴ礁は、世界でも有数の美しいサンゴ礁だ。2007年、石垣島でサンゴ礁の大規模白化が起こった。地球温暖化による海水温度の異常な上昇で褐虫藻が離れ、サンゴは色を失い、白化した。

 サンゴ礁には温暖化以外にもいくつかの敵がある。石垣島でも起こったオニヒトデの大発生。さらに太平洋のマジェロでは原因不明の癌といわれるサンゴの腫瘍、サイクロンにより倒壊した巨大サンゴを見た。2010年、蘇った石垣島の魚湧くサンゴ礁。作者はサンゴの生命の誕生、サンゴ産卵の神秘に満ちた一瞬を撮影した。サンゴ礁は私たちに生命の尊さを教えてくれる。カラー30点。(写真展情報から)

  • 名称:生命(いのち)のサンゴ礁
  • 会場:ニコンサロンbis新宿
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • 期間:2010年9月14日~2010年9月20日
  • 時間:10時~19時(最終日は16時)
  • 休館日:会期中無休

(本誌:武石修)

2010/8/30 14:00