ニコン、高屈折率レンズ採用の「AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR」


AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR

 ニコンは、超望遠ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR」を9月2日に発売する。価格は5万400円。

 ニコンDXフォーマットのイメージサークルに対応する超望遠ズームレンズ。同時発表のデジタル一眼レフカメラ「D3100」のダブルズームキットにも含まれる。

 レンズ構成は11群17枚。初採用となる高屈折率(HRI:High Refractive Index)レンズ1枚とEDレンズ2枚を用いた。高屈折率レンズは屈折率が2.0以上あり、1枚で像面湾曲と球面収差を同時に補正してレンズの小型軽量化に貢献している。

 手ブレ補正機構は「VR II」を搭載。補正効果はシャッタースピード約4段分。AF駆動は小型超音波モーター「SWM」(Silent Wave Motor)を利用する。

 最短撮影距離はズーム全域で1.4m。最大撮影倍率は0.28倍。9枚の円形絞りを採用する。フィルター径は58mm。

 サイズは約76.5×123mm(最大径×マウント基準面からレンズ先端まで)。重量は約530g。

 フード「HB-57」とソフトケース「CL-1020」が付属する。


レンズ構成図
MTF曲線(広角端)MTF曲線(望遠端)
付属のフード「HB-57」ソフトケース「CL-1020」

(本誌:鈴木誠)

2010/8/19 13:02