日本ジャンボーとHP、プリントと同時に画像をWeb保存できるサービス


日本ジャンボー from Snapfish

 日本ジャンボーと日本ヒューレット・パッカード(HP)は21日、デジタル写真分野で協業すると発表した。日本ジャンボーの店頭受付端末から、画像のオンライン保管が可能になる。同日から大阪エリアを皮切りに順次全国展開する。

 日本ジャンボーが全国1万店に設置している店頭プリント受付端末「フォトキャッチャー」と、HPが運営しているオンラインフォトサービス「Snapfish」を組み合わせたサービス。

 フォトキャッチャーによるデジタル写真のプリント注文と同時に、選択した画像を無料かつ容量無制限にSnapfish上に保存できる。保存した画像は、Webサイト「日本ジャンボー from Snapfish」からアクセスできる。Snapfishに画像を保管できるため、Webからプリントの焼き増しのほか、フォトブック、カレンダー、ポストカード、ボスター、マグカップ、キーホルダー、Tシャツなどのフォトグッズを注文できるようになる。

 なお初回登録特典として、フォトキャッチャーからは「フォトブック・オリジナルソフトカバー15×15cm」(700円相当)が半額になるクーポンを進呈する。また、WebサイトからはLサイズプリントが20枚無料になる「お試しクーポン」を発行する。

 日本ジャンボーでは、フォトキャッチャーのメニュー画面に「オンライン画像保管サービス」を加えることにより店頭端末の付加価値向上を図る。一方HPは、月間2,000万枚のプリント注文があるフォトキャッチャーと組み合わせることで、Snapfishの利用者拡大を目指す。同サービスで受注したLサイズプリントと一部のフォトブックは、日本ジャンボーの生産力を活用して生産する。




(本誌:武石修)

2010/7/21 15:32