富士フイルム、1,400万画素のカラフルモデル「FinePix Z80」


 富士フイルムは、5倍ズームを搭載した薄型コンパクトデジタルカメラ「FinePix Z80」を8月7日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万5,000円前後の見込み。本体色は、ピンク、ラベンダー、ミントを用意する。

 同時発表の機種や共通の特徴については「富士フイルム、位相差AF『瞬速フォーカス』搭載機などFinePix秋モデル5機種」を参照されたい。

FinePix Z80(ピンク)FinePix Z80(ラベンダー)
FinePix Z80(ミント)FinePix Z80(ブラウン)

 同社が2010年2月に発売した「FinePix Z70」の後継モデル。新たに画素数を有効1,420万画素に引上げたほか、本体カラーも一新した。スライド式のレンズカバーも備える。レンズは35mm判換算の焦点距離36-180mm、F4-4.8の5倍ズームを引き継いだ。最短撮影距離は広角時で9cm、望遠時で1m。

 新たにシャッターボタンを1度押して、カメラを回転させるだけでパノラマ撮影ができる「ぐるっとパノラマ」機能を搭載。また、フォトブックにしたい画像を1枚ずつ選択してグルーピングできる「フォトブックアシスト機能」も搭載した。フォトブックアシスト機能では、1ブックで最大301枚の写真を使ったフォトブックの注文ができる。

 撮像素子は従来の1/2.3型有効1,220万画素から1/2.3型有効1,420万画素CCDに変更した。感度はISO100~1600。電子式手ブレ補正機構を搭載する。最大1,280×720ピクセル、30fpsのAVI(Motion JPEG)動画撮影も可能。

FinePix Z80(ピンク)
FinePix Z80(ラベンダー)
FinePix Z80(ミント)
FinePix Z80(ブラウン)

 液晶モニターは約23万ドットの2.7型TFT。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリーは13MB。電源はリチウムイオン充電池「NP-45A」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約180枚。

 本体サイズは91×57.1×20.1mm。本体のみの重量は約128g、バッテリーと記録メディアを含む重量は約145g。




(本誌:武石修)

2010/7/21 14:28