キヤノン、DPPに画像角度調整機能を追加

～ZoomBrowser EXやEOS Utilityもアップデート

　キヤノンは16日、以下のデジタルカメラ付属ソフトウェアをアップデートした。Windows用はWindows XP/Vista/7、Mac OS X用はMac OS X 10.4～10.6にそれぞれ対応する。


Digital Photo Professional（DPP）	DPPのトリミング/角度調整ツールを利用しているところ

　各ソフトの更新内容は次の通り。

Windows 7に対応（Windows用のみ）
EOS 5D Mark II（ファームウェアVer.2.0.3）、EOS Kiss X4、PowerShot SX210 IS、PowerShot A3100、PowerShot A495、IXY 10S、IXY 400F、IXY 200Fに対応
画像取り込み用アプリケーションCameraWindow DCをVer.8.1に更新
一部機種のRAW表示に時間がかかる問題の修正
ZoomBrowser EXからMovieEdit Taskを起動できない問題の修正

Mac OS X 10.6（Snow Leopard）に対応
EOS 5D Mark II（ファームウェアVer.2.0.3）、EOS Kiss X4、PowerShot SX210 IS、PowerShot A3100、PowerShot A495、IXY 10S、IXY 400F、IXY 200Fに対応
画像取り込み用アプリケーションCameraWindow DCをVer.8.1に更新

　なお、旧バージョンのZoomBrowser EXもしくはImageBrowserでCameraWindow 6.xもしくは7.xを使用していた場合は、Ver.8.1への更新に伴い、取り込み前の画像プリント、ダイレクト転送、リモート撮影など一部機能が使用できなくなるとしている。

　画像角度調整機能は、スライダー操作もしくは角度の数値入力で画像の傾きを補正できる機能。DPPでは初の搭載となる。角度調整後、指定した比率（アスペクト比）で自動的にトリミングを行なう。

Windows 7に対応（Windows用のみ）
Mac OS X 10.6に対応（Mac OS X用のみ）
EOS Kiss X4に対応
旧モデルのサポート終了（EOS-1Ds Mark II、EOS-1Ds、EOS-1D Mark II N、EOS-1D Mark II、EOS-1D、EOS 5D、EOS 20Da、EOS 20D、EOS 10D、EOS D60、EOS D30、EOS Kiss DIGITAL N、EOS Kiss DIGITAL）
リモートライブビュー画面に表示される撮影画像に、PC内に保存されている画像を重ねて表示できる「オーバーレイ表示機能」の追加
リモート撮影時にファイル番号をリセットせず連番となるよう仕様変更
操作性改善のためリモートライブビュー画面の録画スタンバイボタンを廃止

　旧モデルついても「EOS 30D」以降の機種には引き続き対応するとしている。

　対応OSにWindows 7、Mac OS X 10.6をそれぞれ追加した。また、新たにEOS Kiss X4に対応する。

　対応OSにWindows 7、Mac OS X 10.6をそれぞれ追加。EOS Utility 2.8からの連携起動が可能になった。

　対応OSにWindows 7（32bit版）を追加。EOS Kiss X4に対応した。

（本誌：鈴木誠）

2010/3/16 14:19