キヤノン、14倍ズームレンズ搭載の「PowerShot SX210 IS」
キヤノンは、コンパクトボディに14倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「PowerShot SX210 IS」を3月中旬に発売する。本体色は、モダンパープル、ビンテージゴールド、ブルーブラック。
高倍率ズームレンズを搭載する「PowerShot SX」シリーズの最新モデル。2009年4月発売の「PowerShot SX200 IS」の光学12倍ズームに対し、光学14倍ズームレンズを搭載。撮像素子の有効画素数も1,210万から1,410万になった。
PowerShot SX210 IS(モダンパープル) |
PowerShot SX210 IS(ビンテージゴールド) |
PowerShot SX210 IS(ブルーブラック) |
また、「ぴったりフラッシュ」、「ローライトモード」、「ジオラマ風モード」、「魚眼風モード」、「連想再生」、「Eye-Fi連動機能」といった、2010年キヤノン春モデル共通の新機能を採用。詳細は公開済みの「キヤノン、『IXY』『PowerShot』6モデルを発表」を参照いただきたい。
撮像素子は、有効約1,410万画素の1/2.3型CCD。感度はISO80〜1600。ローライトモード時はISO6400まで増感する。映像エンジンはDIGIC 4。
レンズは焦点距離28〜392mm相当、開放F3.1〜5.9。補正効果4段分という手ブレ補正機構も装備。効果を維持しながら、ユニットを2.3mm薄型化したという。マクロモード時の最短撮影距離は5cm。
液晶モニターは、3型約23万ドットの「クリアライブ液晶G」。表面の強化ガラスと液晶面(偏光板)との間を隙間なく貼付けたことで、内部反射を抑えて視認性を向上。ボディの薄型化にも貢献しているという。2010年キヤノン春モデルで、クリアライブ液晶Gを採用するのは本機とIXY 400Fのみ。
動画記録は最大1,280×720ピクセル/30fpsに対応。圧縮方式はH.264。動画記録中の光学ズーム操作が可能。本体内蔵のマイクとして、MEMS(Micro electro Mechanical Systems)マイクを採用する。HDMI端子も搭載。
内蔵ストロボ収納時 |
記録メディアとして、SDXCメモリーカードに対応。従来のSDHC/SDメモリーカード、MMC、MMCplus、HC MMCplusも利用できる。 電源はリチウムイオン充電池のNB-5L。
PowerShot SX200 ISに引き続き、ポップアップストロボは電源オンに連動して自動でポップアップ。電源オフでダウンする。
本体の奥行きは、PowerShot SX200 ISからさらに約6mm薄くなった。動画専用ボタンも新たに搭載。本体サイズは105.8×31.9×59.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約215g。
同梱品 |
なお、キヤノンオンラインショップ限定で「オリジナルソフトケース&ストラップ」を3月中旬より発売する。価格は5,250円。カラーはホワイト(PSC-2800A)、ブラック(PSC-2800B)。各色500個ずつの限定となっている。
オリジナルソフトケース&ストラップ(ブラック) | 装着例。カラーはホワイト |
2010/2/9 13:40