オリンパス、単3電池駆動の光学15倍ズーム機「SP-600UZ」

SP-600UZ

　オリンパスは、光学15倍ズームレンズを搭載するデジタルカメラ「SP-600UZ」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後の見込み。

　35mm判換算の焦点距離28～420mm相当、開放F3.5～5.4の光学15倍ズームレンズを搭載するコンパクトデジタルカメラ。イメージセンサーシフト式の手ブレ補正機構と高感度撮影による独自の手ブレ防止機能「DUAL IS」を搭載する。

　撮像素子は1/2.33型有効1,200万画素のCCD。感度はISO100～1600。

SP-600UZ

　被写体の顔を検知しピントと露出を合わせる「フェイス&バックコントロール」や、人物の顔をより美しく仕上げるという「ビューティーモード」を搭載。ガイド通りにカメラを動かすことでパノラマ撮影が可能な「カメラ内パノラマ合成」なども利用できる。

　動画記録は最大1,280×720ピクセル/30fpsのMPEG-4に対応。テレビ用のリモコンで画像再生の操作を行なえる「HDMI出力・コントロール」を利用できる。本体背面にムービー専用ボタンを備え、ワンタッチで録画の開始と停止を行なえる。

　液晶モニターは2.7型23万ドット。電源は単3アルカリ電池もしくはニッケル水素充電池4本を使用する。

　記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。1GBの内蔵メモリーも備える。PCから内蔵メモリーに書き戻した写真を「日付」や「シーンモード」といった撮影情報で検索・鑑賞できる「フォトサーフィン」を備える。さらに、同梱のPC用写真管理ソフト「[ib]」を使用することで、写真に撮影場所や人物情報を付加することができる。

　本体サイズは109.9×75.1×72.2mm（幅×奥行き×高さ）。撮影時重量は433g。