タムロン、「SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC」にキヤノン用


SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC

 タムロンは、「SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC」(Model B005)のキヤノン用を29日に発売する。価格は7万3,500円。

 9月にニコン用を発売し、キヤノン用を順次発売予定としていた大口径標準ズームレンズ。APS-Cサイズの撮像素子に特化した「Di II」シリーズの新製品で、ズーム全域に渡ってF2.8を実現している。

 レンズ構成は14群19枚。レンズ面の反射を抑える新BBARマルチコーティングを採用し、短波長域の透過率アップと長波長域への拡大を両立した。さらに、インターナル・サーフェイス・コーティング(レンズ貼り合わせ面へのコーティング)を全ての貼りあわせ面に採用。ヌケの良い描写と抜群の色再現性、優れたカラーバランスを獲得したという。

 最短撮影距離は0.29m、最大撮影倍率は1:4.8。フィルター径は72mm。本体サイズは79.6×94.5mm(最大径×全長)、重量は570g。本体にズームロックスイッチを備える。花形フードが付属する。



(本誌:鈴木誠)

2009/10/23 16:53