ソニー、αを開発するAMC事業部を「イメージ第3事業部」に


イメージング第3事業部の事業部長に就く、現AMC事業部長の勝本徹氏(フォトキナ2008のソニーブースで)

 ソニーは30日、パーソナルイメージング&サウンド事業本部における7月1日付の機構改革を発表した。αを扱うAMC事業部については、イメージング第3事業部を改組する。

 今回の機構改革のうち、コンスーマプロダクツ&デバイスグループ(CPDG)に含まれるパーソナルイメージング&サウンド事業本部では、パーソナルビデオ事業部、パーソナルイメージング事業部、AMC事業部を改組し、イメージング第1事業部、イメージング第2事業部、イメージング第3事業部、イメージング第4ビジネス部門を設立する。

 そのうちAMC事業部は、そのままイメージング第3事業部へと改組。事業部長もAMC事業部長の勝本徹氏が就く。ソニー広報によると、人員の削減もないという。

 AMC事業部は2005年8月1日付で発足。AMCとは「αマウントカメラ」を意味し、発足当時、コニカミノルタと共同開発の関係にあったデジタル一眼レフカメラに関する事業を行なっている。その後2006年1月に、コニカミノルタは同事業のソニーへの譲渡を発表。AMC事業部はそのままソニーにおけるαの開発部門として継続した。



(本誌:折本幸治)

2009/6/30 14:25