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送信機・スマホなしでも飛行可能/手のひらサイズのミニドローン「DJI Neo」
単体で3万3,000円、送信機付きのコンボは5万7,200円
2024年9月6日 10:16
DJIは、同社のドローンで最軽量の「DJI Neo」を9月5日(木)に発売した。送信機やスマートフォンアプリなしで飛行させることが可能。直販は単体が3万3,000円、送信機やバッテリー3本が付属するFly Moreコンボが5万7,200円。
DJIドローンのラインアップ中、最小最軽量となる約135gのドローン。業務用途や映像表現というより、個人のVlogや家族イベントなどでのカジュアルな利用を想定している。
ただし機体重量が100g以下ではないため、日本国内では機体登録などの手続きや、国土交通省の定める飛行ルールなどに従う必要がある。
外形寸法は130×157×48.5mm。
送信機(DJI RC-N3/N2)、スマートフォンアプリ(DJI Fly)に加えて、DJI Goggles 3のRC Motion 3での操縦が可能。
さらに動作が限定されるものの、本体のみでの離着陸および飛行が可能になっている。DJI Neoを手のひらで起動させて浮上開始、認識した操縦者を追尾しての「ドローニー」「サークル」などの飛行を自動で行う。手のひらを差し出すとそこに着陸。音声(英語または中国語)で操作も可能だ。
機体が軽いこともあり、基本的には目視での操縦が想定される。上位機種と異なり、障害物回避などは搭載していない。DJI RC-N3使用時の映像伝送距離は最大6km。最大風圧抵抗は8m/秒(スケール4)。
カメラとしては1/2型イメージセンサーおよび14mm相当のレンズを搭載。最大静止画サイズは1,200万画素、JPEGのみ。MP4動画は4K30fpsまで対応する。カメラの角度調整は上下方向のみ。ジンバルも1軸チルト式となる。
静止画・動画は22MBの内蔵メモリに記録する。microSDメモリーカードスロットは非搭載。
アプリ接続時には、スマートフォンのマイクで音声を録音する機能も使える。
バッテリーは着脱式。本体に装着した状態でUSB Type-Cポートから給電できる。最大飛行時間は約18分(プロペラガード装着時は約17分)。3つのバッテリーを同時に充電できる2WAY充電器も用意されている。