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キヤノンの3D VRレンズが「Apple Vision Pro」新機能に対応
2025年6月10日 14:21
キヤノンは6月10日(火)、同社のミラーレスカメラ用3D VR映像撮影レンズが「Apple Vision Pro」の新機能に対応すると発表した。
6月9日(月)から開催されているApple社主催の開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で発表された新OS「visionOS 2」の新機能「Apple Projected Media Profile(APMP)」への対応。visionOS 2は2025年後半にリリース予定。
対応レンズは「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」と「RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE」。これらのレンズに対応するカメラで撮影した映像を、専用アプリ「EOS VR Utility」でAPMPに変換することで、Apple Vision Proで高画質な没入感のある体験が可能になるという。
また、「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」は、EOS VR Utilityのアップデートにより、ミラーレスカメラ「EOS R7」、「EOS R50 V」との組み合わせで、従来の「空間ビデオ」に加えて、奥行きを持つ3D静止画の「空間写真」にも対応する。さらに7月中旬には「EOS R50」もファームウェアのアップデートにより、空間ビデオ・写真の撮影が可能となる。
APMPや空間ビデオ・写真への変換はEOS VR UtilityのmacOS版のみが対応し、一部機能は有償となる。