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ソニー「RX100 IV」「RX 10 II」がandropのPV撮影に採用

カメラを放り投げてハイスピード映像を撮影

ソニーは、ロックバンドandropの楽曲「Dreamer」のミュージックビデオ撮影機材として、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-RX100 M4」(RX100 IV)および「同DSC-RX10 M2」(RX10 II)が採用されたと発表した。

ミュージックビデオには、同機種が搭載している最大960fpsの「ハイフレームレート撮影」機能を用いて撮影したスロー映像が挿入されている。プロ向け機材でも同等のハイスピード撮影は可能だが、今回の撮影ではカメラを大きく揺らす、思い切り引いてみる、放り投げるなど、小型軽量で取り回しやすいコンパクト機ならではのアプローチで撮影した映像を盛り込んでいるという。

本作の監督を務めた番場秀一氏はミュージックビデオ撮影後、サイバーショットによる撮影について言及。「カメラを投げたりできるので子供たちの世界を自由に飛び回ってる感じが出せたと思います。スーパースローはプロ機でも撮れますが、こんな無茶な撮影は不可能です。マジでぼくも欲しいです」とコメントしている。

Dreamerは、アルバム「androp」に収録。ミュージックビデオはYouTubeで公開中。

androp
サイバーショットRX10 II(左)と同RX100 IV(右)

サイバーショットRX100 IVと同RX10 IIは、いずれも1型の積層型CMOSセンサーやカールツァイスVario-Sonnarレンズを搭載。4K動画記録にも対応している。ミュージックビデオで採用されたハイフレームレート撮影は、音声なしのハイスピード動画記録機能。

サイバーショットRX100 IVは7月31日発売で実勢価格は12万円前後。同RX10 IIは8月7日発売。実勢価格は10万円前後。

(関根慎一)