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ライカTの広角ズーム・望遠ズームが発売に
Reported by 本誌:鈴木誠(2015/2/25 12:49)
ライカカメラジャパンは、ライカT用の交換レンズ「ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.」、「ライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.」を3月1日に発売する。価格はいずれも税込24万3,000円。
2014年9月のフォトキナで正式発表され、2015年発売としていた交換レンズ。ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.は35mm判換算約17-35mm相当、ライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.は35mm判換算約80-200mm相当の画角をカバーする。
これでライカTシステムのレンズは、第1弾としてカメラ本体と同時に登場した広角単焦点「ライカ ズミクロンT f2/23mm ASPH.」、標準ズーム「ライカ バリオ・エルマーT f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」の2本を含め計4本になった。
今回の新レンズ追加により、ライカTシステムのカバーする焦点距離は35mm判換算17〜200mm相当に拡大。独ライカカメラAGの製品担当者は、広角・望遠のズームレンズを第2弾として加えた理由について「これがカメラシステムとして最初の要件だった」としていた。
ライカTは、APS-CフォーマットとライカTマウントを採用するミラーレスのカメラシステム。2014年5月に登場した。アルミ削り出し外装のボディ、3.7型の大型モニター、タッチパネルを用いた操作性が特徴。ライカMレンズを使える純正アダプターも用意している。ライカTボディ(Typ 701)の実勢価格は税込23万7,570円前後。