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ニコン、「D4S」「COOLPIX AW110」のファームウェアを更新
Reported by 本誌：鈴木誠（2014/4/22 18:04）
ニコンは4月22日、プロ用デジタル一眼レフカメラ「D4S」と防水コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX AW110」の最新ファームウェアを公開した。
各機種の変更内容は次の通り（引用）。
D4SファームウェアC:Ver.1.01の変更内容
- カスタムメニューf1： [中央ボタンの機能] の [再生モード] を [ヒストグラム表示] に設定している場合、以下の条件を満たしていると、撮影した画像を液晶モニターに表示してマルチセレクターの中央ボタンを押しても、ヒストグラムが正しく表示されない現象を修正しました。
-[画質モード] が [RAW + FINE]、 [RAW + NORMAL] または [RAW + BASIC] のとき
-1コマ表示モード が 統合表示 または RGBヒストグラム 以外のとき - 1コマ表示モード で ハイライト表示 もしくは RGBヒストグラム にして撮影画像を表示した際に、ハイライトの点滅表示に合せて彩度が変化してしまう現象を修正しました。
- [色空間] を [Adobe RGB] にして撮影した画像を液晶モニターで拡大すると、彩度が変化してしまう現象を修正しました。
- [再生メニュー] の [縦位置自動回転] を [する] にして、縦位置で撮影した画像を液晶モニターに表示させ、拡大表示（1～2段の拡大）した場合、鮮鋭感が劣って表示されてしまう現象を修正しました。
- [画質モード] を [RAW] にした場合、圧縮 → ロスレス圧縮 の順で撮影を行うと、RAW画像が正常に記録できていないことがある現象を修正しました。
COOLPIX AW110ファームウェアVer.1.1の変更内容
- 動画の映像と音声がずれてしまう現象を修正しました。
- 「情報合成画像」の緯度経度情報が正しくない現象を修正しました。
- GPS位置情報取得時に撮影すると、まれにハングアップする現象を修正しました。
D4Sは、有効1,623万画素の35mmフルサイズ相当CMOSセンサーを搭載するプロ用モデル。拡張最高感度ISO409600相当。連写速度は約11コマ/秒（AF・AE追従時）。発売は2014年3月。税込実売66万5,260円前後。
COOLPIX AW110は、水深18m防水、耐落下衝撃2mなどの性能を持つコンパクトデジタルカメラ。GPS、地図表示、Wi-Fi機能なども備える。2013年2月発売（現在は生産完了）。搭載レンズを強化した後継機「COOLPIX AW120」が2014年2月に発売済み。