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【CP+】ニッシンジャパン、スピードライトi40を展示

富士フイルム用も参考出品

 CP+2014のニッシンジャパンブースでは、2月7日に発表したばかりのクリップオンストロボ「スピードライトi40」を出品していた。

スピードライトi40

 単3形電池4本で駆動するクリップオンストロボとしては世界最小という製品。キヤノン用とニコン用が4月、ソニー用とフォーサーズ用(マイクロフォーサーズも使用可能)が6月に発売される。

 出品されていたi40は、試作機を試用したこちらの記事のときとは異なり、ヘッド部サイドのラバーのデザインが変更されていた。

ヘッド部横のラバーが直線的なものに変更されている
以前、試作機のレビューを掲載したときのデザイン(写真は参考出品の富士フイルム用)

 また、専用ディフューザーをつけた状態でキャッチパネルを引き出せるようになっていた。ディフューザー装着時にバウンス発光した際、本来後方へ回る光を前方に回せる。

ディフューザーをつけた状態でキャッチライトパネルをスライドして引き出せる

 さらに参考出品として、富士フイルム用のi40も展示。あくまでも検討段階のものだが、来場者の反応は上々だという。

富士フイルム用のi40を参考出品。発売については未定とのこと
ミラーレスカメラやエントリー一眼レフとの組み合わせ例も。写真はEOS Mに装着した状態
ニコンD3200との組み合わせ例
ソニーNEX-6に装着
OLYMPUS PEN Lite E-PL6に装着

 その他ニッシンジャパンブースで目を惹いたのは、モデルの後ろに無数のクリップオンストロボを並べ、来場者のストロボ発光にあわせてスレーブ発光させる趣向。使われているのはすべてニッシンジャパンの製品で、デジタルスレーブ機能を利用している。珍しい演出にカメラを向ける人が多数見られた。

壁面に並べられたストロボの前にモデルが立つ
こちらのストロボを発光させると、デジタルスレーブで壁面のストロボも発光

(本誌:折本幸治)