ニュース

シグマ、「SD1 Merrill」「SD1」のファームウェアを公開中止

ノイズが出る不具合で。22日に新ファームを提供予定

 シグマは11月12日、デジタル一眼レフカメラ「SIGMA SD1 Merrill」および「SIGMA SD1」の最新ファームウェアに不具合があったとして、ダウンロードを一時中止したと発表した。

SIGMA SD1 Merrill

 当該ファームウェアは10月30日に公開したもので、バージョン番号はSD1 Merrillが1.06、SD1が1.11。適用すると、まれに白トビした部分の周辺にノイズが発生するという。これ以外のバージョンでは不具合は発生しない。

 同社では、11月22日を目処に不具合を修正した新ファームウェアを公開するとしている。

 公開を中止したファームウェアの更新内容は、「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMとの組み合わせで、開放または開放に近い絞り値で撮影した時の周辺部の色味が改善する」というものだった。

 SD1 MerrillおよびSD1は、ともにAPS-Cサイズ相当の有効4,600万画素(4,800×3,200×3層)Foveon X3センサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。SD1 Merrill(2012年3月発売)は、SD1(2011年6月発売)の価格改定版。SD1 Merrillの実勢価格はボディ単体が11万7,400円前後。

(本誌:武石修)