“サーキットの格闘技”を撮る「WTCCフォトコンテスト」が今年も開催
“サーキットの格闘技”と呼ばれるWTCC(世界ツーリングカー選手権)の撮影をテーマにした「WTCCフォトコンテスト」が開催される。主催はCar WatchとデジカメWatch。
昨年のフォトコン大賞作品(森康彦氏撮影) |
10月20日、10月21日に鈴鹿サーキットで開催される「2012 FIA 世界ツーリングカー選手権 日本ラウンド(WTCC KENWOOD Race of Japan)」を撮影した写真を募集。昨年に続いて2度目の開催となる。
1人5点まで応募が可能。応募期間は10月22日〜11月5日。
■派手なシーンが続出するWTCC
※作品は前回コンテストの応募作です。
WTCCはF1と比べればまだまだ知名度の低いレースではあるが、市販もされているツーリングカーをベースにしたマシンで、決勝は1レースわずか30分という短いレースが2回行なわれる。詳細は関連記事をご参照頂きたいが、サーキットの格闘技と呼ばれる所以は伊達ではなく、写真の被写体としても魅力的だ。
またチケットも大人5,000円、中高生の前売りが1,600円と世界選手権としては手頃な価格設定だ。ただし、いろいろな場所で写真を撮りたいなら、今年も何かが起きそうな1コーナー外側のB席に入れるエリア席(1,000円)や、ピットウォークや激感エリアに入れるパドックパス(1万円)を別途購入するのがオススメだ。
昨年のドラゴンゲート賞(左・伊東義宏氏撮影)、バトルロイヤル賞(右・岡前繁希氏撮影)ともにB席からの撮影によるもの |
こちらは1-2コーナーイン側の激感エリアで撮った写真。APS-Cセンサーのカメラに120mmのレンズでここまで寄れる。初心者にも撮りやすい場所だ(吉田匡宏氏撮影) |
わずか30分で勝敗が決まるとあって、とにかく常にテールトゥノーズの接戦が繰り広げられ、ボディが凹むくらいのプッシングは当たり前。複数台がからむような大クラッシュも珍しくはないのがWTCCの魅力。
昨年もトップグループ数台を除いてほぼすべてのマシンが巻き込まれるクラッシュがスタート直後におこっていて、昨年の結果発表記事を見ても分かるが、多くの応募者がその瞬間の写真を捉えていた。カメラの機材や腕も大切だが、その場に居合わせ、その瞬間にシャッターを切っていたという運も重要。逆にいえば、運さえよければ、だれにでも決定的なシーンを撮れるチャンスはある。
WTCCの1レースの時間は30分と短いが、東コースと呼ばれる鈴鹿サーキットのおよそ半周だけを使って行なわれるため、短時間でマシンが周回してきてシャッターチャンスが多い。また、激感エリアと呼ばれるコースサイドの特設スペースも用意されるため、あまり長いレンズを持っていなくても走りの撮影に挑戦できる。このように初心者にとっても撮影しやすいのがWTCCの特徴だ。
バンパートゥバンパーのハードプッシュは当たり前(蔵田博行氏撮影) |
これほど派手なクラッシュシーンを撮れるチャンスはなかなかない。狙っても撮れない写真だ(carara氏撮影) |
みなさまのご応募をお待ちしております。
■各賞
・WTCCフォトコン大賞(1名)
- 賞品
- 2013年F1日本GP カメラマンシートチケット
- ベルボン カーボン一脚「Geo Pod N74」
- 来年のWTCC鈴鹿戦の事前のプロモーションやパンフレットなどの素材として写真を使用(使用するにあたり、写真をトリミングや加工する場合もあり)
- 1枚の写真にWTCCの魅力、かっこよさを詰め込んだもの。
- 賞品
- 2013年F1日本GP カメラマンシートチケット
- 複数台のクルマが絡むバトルシーン、クラッシュシーンなどサーキットの格闘技という異名にふさわしい写真。
- 賞品
- 2013年F1日本GP カメラマンシート
- 1枚の写真に多くのマシンが密集するWTCCならではの写真。望遠レンズを持っていなくてもチャレンジ可能。
- 賞品
- オレンジオイルを使用したBluEarth(ブルーアース)シリーズ、もしくはGEOLANDAR SUV(ジオランダー・エスユーブイ) 1台分
- WTCC車両で使われている横浜ゴムの「ADVAN」もしくは「YOKOHAMA」ロゴが写っていて、レースの迫力や緊張感がある写真。
- 賞品
- サンディスク「エクストリームコンパクトフラッシュカード16GB」、または「エクストリームプロSDHC UHS-Iカード16GB」(希望に応じて選択可能)
- スピード感のある流し撮り。
- 賞品
- 鈴鹿サーキットの「ゆうえんちパスポート親子ペア」チケット
- 小学生以下が撮影した写真。
- 賞品
- 鈴鹿サーキット「レストラン食事券(1万円分)」
- コンパクトデジタルカメラで撮影したもの。
■応募方法
E-mailアドレス: wtcc2012@impress.co.jpに画像を添付してメールで送付。メール1点につき画像1点で、1枚の画像サイズは最大10MBまで。画像形式はJPEG(Exifデータを残すこと)。
メールの件名に「WTCCフォトコンテスト(氏名)」と記載。メールの本文に、住所、氏名、電話番号、電子メールアドレス、年齢、狙った賞、使用したカメラ、使用したレンズ、コメントや撮影の工夫点を記載。
2012/9/27 00:00