パナソニック、小型軽量な望遠ズームレンズ「LUMIX G VARIO 45-150mm F4-5.6」


 パナソニックは、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した望遠ズームレンズ「LUMIX G VARIO 45-150mm F4-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」を9月13日に発売する。価格は3万7,275円。本体色はブラックとシルバー。

 パナソニックが7月18日に海外で発表した製品。日本での発売が正式に決まった。35mm判換算で90-300mm相当の望遠ズームレンズ。焦点距離が比較的近い「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4-5.6 ASPH. POWER O.I.S.」よりも小型化されたのが特徴となっている。

 同時発表のレンズ交換式デジタルカメラ「LUMIX DMC-G5」のダブルズームキットにも含まれている。

 レンズ構成は9群12枚で、UHR(超高屈折率)レンズと2枚の非球面レンズを採用した。ゴーストやフレアを低減するマルチコートを施した。インナーフォーカスを採用する。

 光学手ブレ補正機構の「MEGA O.I.S.」を搭載。毎秒4,000回のジャイロセンサー出力を高速処理する専用LSIを備えている。

 レンズ駆動用に、スクリュー一体型のステッピングモーターを採用。モーターシャフトと一体としたことで、中継ギアやカムなどを使わず直接フォーカスレンズを動かせる。精細でロスが少なく、静かなAF動作を実現したという。

 最短撮影距離は0.9m。最大撮影倍率は0.17倍。

 7枚羽根の円形絞りを採用する。

 フィルター径は52mm。外形寸法は62×73mm(最大径×全長)、質量は約200g。




(本誌:折本幸治)

2012/8/23 14:33