パナソニック、マイクロフォーサーズ初の大口径標準ズーム「LUMIX G X 12-35mm F2.8 POWER O.I.S.」


 パナソニックは、マイクロフォーサーズレンズ「LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH. POWER O.I.S.」(H-HS12035)を6月21日に発売する。価格は12万4,950円。

LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH. POWER O.I.S.(H-HS12035)

 2011年8月に「大口径標準ズームレンズ」として開発発表した製品。その後のInternational CES 2012やCP+2012などのイベントで参考出品していたが、今回正式に発表した。

 35mm判換算24-70mm相当、ズーム全域で開放F2.8の大口径標準ズームレンズ。レンズ内手ブレ補正機構のPOWER O.I.S.を利用できる。

 全域F2.8の標準ズームレンズはマイクロフォーサーズレンズで初。35mm判換算24-70mm相当でF2.8のレンズとして世界最小・最軽量としている。

 UED(特殊超低分散レンズ)1枚、UHR(超高屈折率レンズ)1枚、非球面レンズ4枚を使用し、倍率色収差や球面収差の補正を行なった。フレアやゴーストを抑えるという「ナノサーフェスコーティング」も施している。

 多少の風雨でも撮影が続けられるという防塵防滴機構を備える。

 レンズ構成は9群14枚。絞りは7枚の円形絞り。最短撮影距離は0.25m。最大撮影倍率は0.17倍。フィルター径は58mm。

 最大径×全長は約67.6×73.8mm、重量は約305g。




(本誌:鈴木誠)

2012/5/21 14:00