ニコン、“望遠端1,000mm相当”の「COOLPIX P510」を海外発表


 Nikon UKは1日(現地時間)、レンズ一体型高倍率ズームモデル「COOLPIX P510」を発表した。日本での発売は未定。

 「COOLPIX P500」(2011年3月発売)の後継製品と見られ、光学ズーム倍率を36倍から42倍に拡張した。加えてGPS機能を搭載。撮影した画像に位置情報を記録できるようになった。

 撮像素子は1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサー。有効画素数は1,210万から1,610万に多画素化した。最高感度はISO3200(拡張感度は最高ISO12800)。画像処理エンジンとしてEXPEED C2を採用する。

 レンズの画角は35mm判換算での焦点距離24-1,000mmに相当。液晶モニターはチルト機構を備えた3型約92万ドットで変更なし。記録メディアとして、SDXC/SDHC/SDメモリーカードを採用する。

 P/A/S/Mの各ポジションを含むモードダイヤルを装備。その他、同時発表のCOOLPIX P310と同様、3D静止画撮影が可能になっている。

 動画記録はH.264/MPEG-4 AVCを採用。最大1,920×1,080/30fpsでの記録に対応する。前モデルと同様、60fps、120fpsといったハイスピードムービーの記録も楽しめる。

 外形寸法は119.8×82.9×102.2mm。質量は555g(バッテリー、記録メディアを含む)。

 そのほかNikon UKでは、「COOLPIX P310」、「COOLPX S9300」、「COOLPIX S6300」、「COOLPIX S3300」、「COOLPIX S30」、「COOLPIX L810」、「COOLPIX L26」を発表している。いずれも日本での発売は未定。COOLPIX P310については、こちらの記事をご覧いただきたい。




(本誌:折本幸治)

2012/2/1 18:48