パナソニック、薄型ボディに10倍ズームを搭載した「DMC-SZ7」

　パナソニックは、レンズ一体型デジタルカメラ「LUMIX DMC-SZ7」を2月16日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後の見込み。カラーはピンク、ブラック、ホワイト、ブラウン。

　35mm判換算25-250mm相当の10倍ズームレンズ「ライカDCバリオ・エルマー」を搭載するコンパクトデジタルカメラ。FX系よりもズームが高倍率、TZ系よりも薄型ボディという新しいラインとして用意されたもので、「スマートフォンのカメラ機能が苦手とするズーム撮影や高速レスポンスなどへのユーザーニーズに応えた」としている。ボディの奥行きは21mm。

　レンズは焦点距離25-250mm相当F3.1-5.9。6面4枚の非球面レンズ採用などにより薄型化を達成した。

　超解像技術「iAズーム」により光学20倍ズーム相当の撮影ができるとしている。AFポイントを検知するフレームレートを増やし、同社調べで約0.1秒というAF速度を実現した。

　撮像素子は1/2.33型有効1,410万画素MOS。今季から採用される新高感度MOSセンサーを採用する。高速読み出しと高感度性能を両立したセンサーで、ヴィーナスエンジンとの相乗効果により、ISO1600時のノイズを従来比で半減させたという。

　HDR、クリエイティブレタッチ、かんたんレタッチ、スライド3D、ジオラマ封撮影、パノラマ撮影などを利用できる。USB充電にも対応する。