リコー、「GXR」全ユニットの最新ファームウェアを公開

〜マイセッティング編集での設定ミス解消など

 リコーは27日、GXRボディおよびGXR用各カメラユニットを対象とした最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はいずれも1.73。

GXR+GR LENS A12 28mm F2.5GXR+GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
GXR+RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VCGXR+RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC

 対象となるカメラユニットは、現行製品すべて。「GR LENS A12 28mm F2.5」、「GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」、「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」、「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」のそれぞれについて、最新ファームウェアをダウンロードできる。

 適用することで、マイセッティング編集で撮影モードを「S(シャッタースピード優先)」に設定すると、フォーカス設定が正しく反映されない現象が回避できる。

 また、RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VCのみ、マニュアル撮影モードで「Mモードワンプッシュ動作」機能を使って絞りとシャッタースピードを設定、その後シャッタースピードを変更すると、絞り値も変化する現象を修正したという。

 ファームウェアのアップデートはSDメモリーカード経由で行なう。GXRとカメラユニットの双方を同時にアップデート可能。アップデート後、同じSDメモリーカードを装着したままカメラユニットを交換することで、別のカメラユニットのファームウェアアップデートが行なえる。

(本誌:折本幸治)

2011/7/27 12:12