リコー、「震災復興支援室」を設置


 リコーは26日、東日本大震災の復興に向けた「震災復興支援室」を6月1日付けで設置すると発表した。

 新たに設置する震災復興支援室は、被災地域の住民が必要とする情報をグループのリソースを活かして支援する組織。Web上で提供されている行政サービスに関わる情報などを印刷して提供する「避難所巡回型情報プリントサービス」や、子どもの教育支援などの施策を検討している。

 併せて、東北地区の早期復興のため雇用創出の一助になる東北リサイクル拠点の拡充や東北リコーにトナー工場を増設する際に極力地場の企業を活用する設備投資の検討に入った。

 同社はこれまでに義援金3億円のほか、複写機、ジェルジェットプリンター、デジタルカメラなどを被災地に寄付している。




(本誌:武石修)

2011/5/26 14:52