キヤノン、「EOS Kiss X5」最新ファームウェアを公開

〜動画デジタルズーム機能のガイダンス表示を変更

 キヤノンは17日、デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X5」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.0.1。

 更新することで、動画デジタルズーム機能のガイダンス表示(機能ガイド)における液晶モニター上の文言が変化する。

 動画デジタルズームは、フルHD記録時に、デジタルズームで約3〜10倍の望遠撮影を行なえる機能。記録解像度は1,920×1,080ピクセルのままだが、画質は光学的に画角を変えた場合より劣る。キヤノンは4月12日、将来のバージョンアップにおいて、従来の「フルハイビジョン画質で約3〜10倍のデジタルズームができます」から、「約3〜10倍のデジタルズームができます」に文言を変更すると発表していた。

 加えて、カメラをパソコンをUSBで接続した際、まれにパソコンがカメラを認識できない現象を修正したという。

 EOS Kiss X5は、APS-Cサイズ相当の有効約1,800万画素CMOSセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。デジタル専用のEF-Sレンズを使用可能。液晶モニターは3型104万ドットのバリアングル式。発売は3月3日。実勢価格は8万8,600円前後(ボディのみ)。

(本誌:折本幸治)

2011/5/17 11:49