パナソニック、EVF内蔵ミラーレス最軽量の「LUMIX DMC-G3」を海外発表


 パナソニックは12日、海外でマイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式デジタルカメラ「LUMIX DMC-G3」を海外で発表した。米国で6月に発売する。価格はLUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH.を含むレンズキットが699.99ドル。国内での発売は未定。

LUMIX DMC-G3(Black)
LUMIX DMC-G3(Red)LUMIX DMC-G3(White)

 2011年5月12日現在、EVF内蔵ミラーレス機で世界最小・最軽量を謳う。本体のみの重量は「LUMIX DMC-G10」(販売終了)と同じ336g。DMC-G10は2010年6月の国内発売時点で、EVF内蔵のレンズ交換式デジタルカメラにおいて世界最軽量としており、以降に発売されたサムスンのEVF内蔵ミラーレス機「NX11」および「NX10」(日本未発売、いずれも353g)より軽量。

 本体カラーはUKではブラック、レッド、ホワイトの3色をラインナップしているが、米国など地域によってはブラウンも存在する。

 撮像素子は4/3型有効1,600万画素のLive MOSセンサーを採用。映像処理エンジンは「Venus Engine FHD」を搭載する。感度はISO160〜ISO6400。最高連写速度は4コマ/秒。

 AF速度は「LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ASPH.」(ファームウェアVer.1.3)装着時の広角域において、無限遠から2mまでの条件で約0.1秒としている。静止画・動画ともにタッチAFを引き続き利用可能。

 フリーアングル式の3型液晶モニターと約144万ドットのEVFを搭載する。動画記録は1,920×1,080ドット/60i(センサー出力30p)のAVCHD動画記録に対応し、本体にステレオマイクを内蔵する。

 突出部を除く本体サイズは115.2×46.7×83.6mm。本体のみの重量は336g。



(本誌:鈴木誠)

2011/5/12 18:38