ライカ、「X1」のファームウェアVer.2.0を公開
ライカカメラジャパンは31日、コンパクトデジタルカメラ「X1」の最新ファームウェアの提供開始を告知した。バージョン番号は2.0。製品情報ページの「アップデート」からダウンロードできる。
X1(ブラック) |
主な更新内容は次の通り。
- JPEG画像の品質を向上した
- 光量が少ない被写体やコントラストの低い被写体を撮影する場合のAF感度を向上した
- 設定ホイールの回転速度に応じてMFの動作速度が変わるようにした
- MF撮影時、液晶モニター下部の距離目盛りに被写界深度の望遠端および近接端を示すマークを表示するようにした
- MFのフォーカス位置をDELETE/FOCUSボタンを2秒以上押し続けることでロックできるようにした
- MF撮影時、カメラの電源をオフにしてもピント位置を記憶するようにした
- シャッターボタンを半押ししてAF/AEが固定されると、ディスプレイの情報表示設定のオン/オフに関わらずISOオート値を表示するようにした
- オートパワーオフに1分の設定を追加した
X1は、APS-Cサイズ相当の有効1,220万画素のCMOSセンサーを搭載するコンパクトデジタルカメラ。レンズは35mm判換算の焦点距離36mm相当、開放F2.8。2.7型の液晶モニター、SDHC/SDメモリーカードスロットなどを備える。実勢価格は21万円前後。発売時期はスチールグレーが2010年1月、ブラックが2010年12月。
2011/3/31 19:46