パナソニック、レンズを手がける山形工場で一部生産再開


 パナソニックは23日、東北地方太平洋沖地震による被災で操業を停止していた一部の工場で生産を再開したと発表した。

レンズを山形工場で、デジタルカメラを福島工場でそれぞれ生産している(2008年9月12日のLUMIX DMC-G1発表会より)

 レンズやSDメモリーカードを生産しているAVCネットワークス社山形工場(山形県天童市)と、テレビなどを生産している同宇都宮工場(栃木県宇都宮市)を22日から一部の生産活動を再開した。

 また、半導体関連製品を手がけている三洋電機東京製作所(群馬県邑楽郡)は14日から一部の生産を再開したという。電子基板などを生産しているパナソニック電工郡山工場(福島県郡山市)は23日から生産を再開している。

 なおデジタルカメラを生産しているAVCネットワークス社福島工場(福島県福島市)については24日現在、生産再開のアナウンスはない。




(本誌:武石修)

2011/3/24 13:00