ペンタックス、「K-5」と「K-r」のコントラストAF速度を向上
~SDXCメモリーカードにも対応
ペンタックスは6日、デジタル一眼レフカメラ「K-5」および「K-r」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は、K-5がVer.1.02、K-rがVer.1.01。
K-5 | K-r |
更新内容は共通。適用することで、コントラストAF時の作動シーケンスが改善し、合焦までの全体速度が向上する。また、SDXCメモリーカードに対応する。ただし、高速バス規格のUHS-Iには非対応。
さらに、露出モードB(バルブ)ですべてのISO感度設定を使用できるようにした。旧バージョンでは、ISO1600より高い感度に設定できなかった。
K-5は、最高約7コマ/秒の連写性能を備えるほか、最大1,920×1,080ピクセル/25fpsのフルHD動画記録にも対応するデジタル一眼レフカメラ。視野率約100%のファインダーや、防塵防滴ボディを採用する。撮像素子は有効約1,628万画素のCMOSセンサー。発売は2010年10月。ボディのみの実勢価格は11万8,700円前後。
K-rは、有効約1,240万画素のCMOSセンサーを搭載。赤外線通信、HD動画記録、HDR合成、クロスプロセスといった機能を有する。発売は2010年10月。実勢価格は5万7,700円前後。レンズキットが6万200円前後。
2011/1/6 12:39