ソニー、「α900」最新ファームウェア公開。AF速度向上など


 ソニーは2日、デジタル一眼レフカメラ「α900」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は2.00。

α900

 対象はファームウェアバージョン1.00のα900。

 アップグレード内容は次の通り。

レンズなし時のレリーズ設定の追加

 レンズを取付けていない状態でもシャッターが切れるようになる。

露出補正範囲の拡大

 ±3段までだった露出補正範囲が±5段に拡張。

ブラケット撮影の段数追加

 連続ブラケット撮影および1枚ブラケット撮影に、3段ずつずらして3枚撮影する「3段/3枚」を追加。

オートフォーカスの動作向上

 オートフォーカスの速度が向上。使用レンズや被写体により効果は異なるものの、「望遠レンズでより向上する」という。


 α900は、35mm判相当サイズの有効2,460万画素CMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ。視野率100%のファインダーや、約92万画素の3型液晶モニターを備える。発売は2008年10月。実勢価格は27万4,000円前後。


(本誌:折本幸治)

2010/12/2 15:23